【2/17】ゴールド相場レポート|4927ドル台で推移、米経済指標待ちの展開

本日の相場サマリー

2026年2月17日のゴールド(XAUUSD)相場は、東京時間13時29分の始値4927.28ドルから取引を開始し、高値4944.39ドル、安値4921.51ドルをつけた後、ニューヨーク時間15時04分の終値は4927.60ドルで取引を終えた。

本日の値幅は約23ドルと比較的狭いレンジでの推移となり、方向感の乏しい展開となった。始値と終値がほぼ同水準で推移したことから、市場参加者は明確なポジション形成を避け、様子見姿勢を強めたことが窺える。

値動きの背景・要因

本日のゴールド相場は、主要な経済指標の発表を控えた様子見ムードが強まる中、限定的な値動きとなった。ニューヨーク連銀製造業景況指数やカナダのCPI(消費者物価指数)の発表が予定されていたものの、市場はこれらの結果を見極める姿勢を優先した。

14時から15時にかけて4930ドル台前半まで上昇する場面もあったが、買い圧力は持続せず、終値にかけて再び4927ドル台へと押し戻された。全体として、明確なトレンドが形成されない中、短期的な売買が交錯する膠着した相場展開となった。

また、FRB(連邦準備制度理事会)のBarr監督副議長の発言予定や、週後半に控える重要経済指標への警戒感から、市場参加者は積極的なポジションテイクを控えた模様である。

注目された経済指標

本日の海外市場では、15時30分に発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数(NY Empire State製造指数)が注目された。市場予想は-1.4に対し、前回値は7.7であったことから、製造業の景況感の変化が注視された。

また、同じく15時30分にはカナダのCPI前年比(予想2.7%、前回2.4%)およびCPI前月比(予想0.0%、前回-0.2%)が発表された。カナダドルと関連性の高いゴールド市場にとって、北米の物価動向は間接的な影響要因として意識されている。

その他、日本の第3次産業活動指数が前月比-0.5%と発表され、世界経済の先行き不透明感が引き続き意識される材料となった。英国の失業率や平均週給などの雇用関連指標も発表されたが、ゴールド相場への直接的な影響は限定的であった。

明日以降の注目点

2月18日は、英国のCPI前年比(予想3.8%、前回3.4%)および前月比(予想0.3%、前回0.4%)が注目される。市場予想を上回る結果となれば、英中央銀行の金融政策への影響が意識され、ドル相場ひいてはゴールド相場への波及も考えられる。

米国では、耐久財受注前月比(予想-3.2%、前回5.3%)、住宅建設着工数、鉱工業生産など複数の重要指標が発表される。特に耐久財受注は製造業の先行きを占う指標として市場の関心が高い。

また、FOMC(連邦公開市場委員会)議事録の公開が予定されており、FRBの金融政策スタンスを確認する重要なイベントとなる。タカ派的な内容であればドル高・ゴールド安、ハト派的な内容であればドル安・ゴールド高の展開が想定される。

ニュージーランドではRBNZ(ニュージーランド準備銀行)の金利決定が行われ、政策金利の動向とともに声明内容が注目される。資源国通貨の動向は、リスク資産としての側面を持つゴールドにも影響を与える可能性がある。

まとめ

2月17日のゴールド相場は、始値4927.28ドル、終値4927.60ドルとほぼ横ばいで推移し、明確な方向性を欠いた展開となった。主要経済指標の発表を控えた様子見ムードが強まり、市場参加者は慎重姿勢を維持した。

明日以降は、英国CPI、米国耐久財受注、FOMC議事録、RBNZ金利決定など重要イベントが控えており、これらの結果次第で相場のボラティリティが高まる可能性がある。引き続き、各国の経済指標とともに、中央銀行の政策スタンスの変化に注意を払う必要がある。

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