本日の相場サマリー
2026年2月13日のゴールド(XAUUSD)相場は、以下の値動きとなった。
- 始値: 4943.35ドル
- 高値: 4976.22ドル
- 安値: 4941.42ドル
- 終値: 4969.48ドル
始値から約26ドル上昇し、終値は4969.48ドルで引けた。日中のレンジは34.80ドルと比較的狭い範囲での推移となったが、全体として底堅い展開が継続している。
値動きの背景・要因
本日の金相場は、米国の重要経済指標発表を翌日に控えた慎重な動きの中で推移した。市場参加者は15時30分に予定される米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、様子見姿勢を強めた模様である。
午後の東京時間からロンドン時間にかけて、金価格は4960ドル台から4970ドル台へ段階的に上昇。特に15時以降には4976.22ドルまで値を伸ばす場面が見られた。これは米CPI発表前のポジション調整の動きと考えられる。
また、ユーロ圏からは第4四半期のGDP確定値が発表され、前期比0.3%、前年比1.3%と速報値通りの結果となった。貿易収支も116億ユーロの黒字と市場予想を上回り、ユーロ圏経済の底堅さが確認されたことも、リスク回避の動きを抑制する要因となった可能性がある。
日本市場では株式への外国投資が543.2億円から前週比増加し、投資家心理の改善が見られた。こうした環境下でも、金は安全資産としての需要を維持している。
注目された経済指標
本日発表された主な経済指標は以下の通り。
ユーロ圏
- GDP(前期比): 0.3%(予想0.3%、前回0.3%)
- GDP(前年比): 1.3%(予想1.3%、前回1.3%)
- 貿易収支: 116億ユーロ(予想95億ユーロ、前回107億ユーロ)
- 雇用変化(前年比): 0.6%(予想0.6%、前回0.5%)
日本
- 日本株式への外国投資: 543.2億円(前回494.6億円)
- 外債投資: -365.7億円(前回713.7億円)
欧州経済指標は概ね市場予想通りの結果となり、サプライズは限定的であった。そのため、金相場への直接的な影響は小さかったと見られる。
明日以降の注目点
明日2月14日以降、金相場を動かす可能性のある主要イベントは以下の通り。
2月14日(金)
- 米国: 本日15時30分に1月CPI(前月比0.2%予想、前年比2.5%予想)が発表予定
- 米国: コアCPI(前月比0.1%予想、前年比2.6%予想)
2月16日(月)
- 米国: ワシントン誕生日で休場
- 日本: 第4四半期GDP(前期比-1.2%予想、前年比-3.7%予想)
2月17日(火)
- 米国: NY連銀製造業景況指数(-1.4予想)
- カナダ: 1月CPI発表
特に本日予定される米CPIは、金相場の方向性を決める重要な材料となる。市場予想を上回るインフレ率が示された場合、FRBの金融政策への影響が意識され、金価格は短期的な調整を余儀なくされる可能性がある。一方、予想を下回る結果となれば、金利低下観測から金価格の上昇余地が拡大する展開も考えられる。
また、来週は米国市場が休場となるため、流動性が低下する点にも注意が必要である。
まとめ
2月13日のゴールド相場は、米CPI発表を翌日に控えた様子見ムードの中、4943ドルから4969ドルへと堅調な推移を見せた。欧州の経済指標が市場予想通りとなったことで、リスク要因は限定的であった。
今後は米国のインフレ動向が最大の焦点となる。CPIの結果次第では、5000ドルの大台を試す展開も視野に入る一方、予想を上回る数値が出た場合には調整圧力が強まる可能性もある。短期的には、経済指標の結果を見極める慎重な姿勢が求められる局面が続くだろう。
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