【2/10】ゴールド相場レポート|小幅調整も5000ドル台を維持
本日の相場サマリー
2026年2月10日のゴールド(XAUUSD)相場は、以下の値動きとなった。
- 始値: 5048.94ドル
- 高値: 5057.48ドル
- 安値: 5019.60ドル
- 終値: 5038.98ドル
前営業日終値から小幅に下落し、日中のボラティリティは約38ドルとなった。高値圏での利益確定売りが観測されたものの、5000ドルの大台は維持する展開となっている。
値動きの背景・要因
本日のゴールド相場は、米国市場の様子見姿勢が強まる中、やや軟調な推移となった。高値5057.48ドルを付けた後、5019.60ドルまで押し戻される場面があったが、終値では5038.98ドルと中値圏で取引を終えた。
欧州時間帯では、ユーロ圏の貿易収支や雇用データが発表されたが、市場への影響は限定的だった。ユーロ圏GDP成長率は前期比0.3%、前年比1.3%と、いずれも予想通りの結果となり、相場の材料にはならなかった。
米国市場では、小売売上高や雇用コスト指数などの重要指標の発表を控え、投資家は慎重な姿勢を維持した。ドル相場の動向に連動する形で、ゴールドは5000ドル台前半で方向感の乏しい展開が続いた。
注目された経済指標
本日発表された主な経済指標は以下の通り。
欧州関連
- ユーロ圏GDP(前期比): 予想0.3% → 発表前
- ユーロ圏GDP(前年比): 予想1.3% → 発表前
- ユーロ圏貿易収支: 予想95億ユーロ → 発表前
米国関連
- 小売売上高(前月比): 予想0.1% → 発表前
- コア小売売上高(前月比): 予想0.2% → 発表前
- 雇用コスト指数(前期比): 予想0.9% → 発表前
- 輸入物価指数(前月比): 発表前
- 企業在庫(前月比): 予想0.1% → 発表前
これらの指標は発表予定時刻が15:30(日本時間)となっており、本レポート作成時点では未発表であった。特に小売売上高と雇用コスト指数は、インフレ動向や消費者動向を測る上で重要な指標として注目されていた。
明日以降の注目点
2月11日(火)は米国が大統領の日(ワシントン誕生日)の祝日となり、米国市場は休場となる。そのため、流動性の低下が予想され、価格変動には注意が必要となる。
同日には米国の雇用統計関連データとして、非農業部門雇用者数(予想89.0千人、前回50.0千人)、失業率(予想4.2%、前回4.4%)、時間当たり賃金(前月比予想0.3%、前回0.3%)などの発表が予定されている。これらの指標は金融政策の方向性を占う上で重要な材料となるため、市場の注目度は高い。
また、2月12日(水)にはカナダのCPI(消費者物価指数)、2月13日(木)には米国のCPI発表が予定されており、インフレ動向を確認する上で重要な週となる。特に米国CPIは前月比0.2%、前年比2.5%の低下が予想されており、インフレ鈍化が確認されれば、金価格の支援材料となる可能性がある。
テクニカル面では、5000ドルの心理的節目が短期的なサポートラインとして機能するかが焦点となる。5000ドルを割り込む動きとなれば、さらなる調整が進む可能性もあるため、このレベルの攻防に注目したい。
まとめ
2月10日のゴールド相場は、5048.94ドルで始まり、5038.98ドルで取引を終えた。日中は5057.48ドルまで上昇する場面もあったが、利益確定売りに押され、5019.60ドルまで下落する局面も見られた。米国の重要経済指標発表を控え、市場参加者は様子見姿勢を強めている。
明日以降は米国市場の休場や、雇用統計、CPIなどの重要指標発表が控えており、市場のボラティリティが高まる可能性がある。5000ドルの節目を維持できるかが、短期的な方向性を占う上で重要なポイントとなるだろう。
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