本日の相場サマリー
2026年2月6日のゴールド(XAUUSD)相場は、欧州市場からNY市場序盤にかけての時間帯(日本時間13:45~15:20)において、以下の値動きとなった。
- 始値:4,886.54ドル
- 高値:4,926.90ドル
- 安値:4,871.65ドル
- 終値:4,916.45ドル
取引時間中、始値から約30ドル上昇し、高値4,926.90ドルまで到達した後、終値は4,916.45ドルで着地した。観測期間における値幅は約55ドルとなり、比較的活発な値動きが見られた。
値動きの背景・要因
本日のゴールド相場は、欧州市場時間帯から堅調な推移を見せた。NY市場開始前の時間帯であるため、米国の経済指標発表を控えた様子見ムードの中、ドル相場の軟化を背景に買いが優勢となった。
欧州時間帯において、ドイツの鉱工業生産が市場予想を大きく下回る結果となったことが報じられており、これが欧州経済への懸念を高め、安全資産としてのゴールドへの需要を支えた可能性がある。ドイツの鉱工業生産は前月比マイナス1.9%と、市場予想のプラス0.5%を大きく下回り、欧州経済の先行き不透明感が意識された。
また、日本時間午前中に発表された日本の家計支出が前年比マイナス2.6%と予想を下回ったことも、グローバルな経済減速懸念を背景にゴールドの支援材料となった。
注目された経済指標
本日は複数の主要経済指標が発表され、市場の注目を集めた。
日本では家計支出が前年比マイナス2.6%(予想:プラス0.2%、前回:プラス2.9%)、前月比マイナス2.9%(予想:プラス4.5%、前回:プラス6.2%)となり、個人消費の減速が明確となった。
ドイツでは鉱工業生産が前月比マイナス1.9%(予想:プラス0.5%、前回:プラス0.8%)と大幅に悪化した一方、貿易収支は171億ユーロ(予想:153億ユーロ、前回:130億ユーロ)と改善を示した。
スイスでは失業率が2.9%(予想:3.1%、前回:3.0%)と予想を下回り、雇用環境の堅調さが示された。
カナダでは雇用統計の発表が予定されており、雇用変化(予想:マイナス11.3千人、前回:プラス8.2千人)、失業率(予想:7.0%、前回:6.8%)が市場で注目されていた。
明日以降の注目点
2月10日には米国の小売売上高が発表される予定であり、個人消費の動向を測る重要な指標として市場の注目を集める見込みだ。小売売上高は前月比プラス0.1%(前回:プラス0.6%)、コア小売売上高は前月比プラス0.2%(前回:プラス0.5%)と予想されている。
また、2月11日には米国の雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数は89.0千人(前回:50.0千人)、失業率は4.2%(前回:4.4%)、時間当たり賃金は前月比プラス0.3%(前回:プラス0.3%)と予想されており、米国経済の雇用動向と賃金上昇圧力が焦点となる。
英国では2月12日にGDP統計が発表される予定で、前期比プラス0.2%(前回:プラス0.7%)、前年比プラス1.3%(前回:プラス1.3%)が予想されている。欧州経済の動向を占う上で重要な指標となる。
これら一連の経済指標は、各国中央銀行の金融政策スタンスを左右する可能性があり、ゴールド相場にも影響を与えると考えられる。
まとめ
2月6日のゴールド相場は、欧州市場からNY市場序盤にかけて4,916.45ドルで終了した。ドイツの鉱工業生産の大幅悪化や日本の家計支出の減速など、グローバル経済の減速懸念を背景に、安全資産としてのゴールド需要が意識された展開となった。
来週にかけては米国の小売売上高や雇用統計、英国のGDPなど重要な経済指標の発表が相次ぐため、これらのデータが示す景気動向と金融政策への影響が相場の方向性を左右すると見られる。市場参加者は引き続き経済指標の内容と各国中央銀行関係者の発言に注目する展開が続きそうだ。
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