
本日の相場サマリー
2月6日のゴールド(XAUUSD)相場は、アジア時間序盤から欧州時間にかけて小幅な調整局面を迎えた。
- 始値: 4851.17ドル
- 高値: 4866.57ドル
- 安値: 4825.32ドル
- 終値: 4834.93ドル
前日終値から約16ドル下落し、日中変動幅は約41ドルとなった。始値付近で高値を付けた後、アジア時間後半から欧州時間にかけて売り圧力が強まり、一時4825ドル近辺まで押し込まれた。しかし、その後は買い戻しが入り、4830ドル台前半で推移して取引を終えた。
値動きの背景・要因
本日のゴールド相場は、前日までの急伸に対する利益確定の売りが優勢となった。4850ドル台という高値圏での推移が続いていたことから、短期的な過熱感を背景とした調整売りが観測された。
また、アジア時間からドル円相場が小幅上昇し、ドル高傾向が見られたことも、ドル建てで取引されるゴールドにとっては売り材料となった。一方で、地政学リスクへの警戒感や、長期的なインフレヘッジ需要は依然として根強く、4820ドル台での下値の堅さが確認された。
市場参加者は週末の米雇用統計発表を控え、様子見姿勢を強めていることも、値動きが限定的となった一因と見られる。
注目された経済指標
本日の東京時間には日本の家計支出指数が発表された。前月比は予想4.5%に対して実績は未発表、前年比は予想0.2%に対して前回実績2.9%という数値であった。また、日本の先行指数や一致指数などの景気指標も注目を集めた。
欧州時間では、スイスの失業率(予想3.1%、前回3.0%)、ドイツの貿易収支(予想153億ユーロ、前回130億ユーロ)、鉱工業生産(前月比予想0.5%、前回0.8%)などが発表予定となっており、ユーロ圏経済の動向が注目された。
米国市場では、最重要指標である雇用統計の発表が予定されていた。非農業部門雇用者数は予想89.0万人(前回50.0万人)、失業率は予想4.2%(前回4.4%)と、労働市場の改善が見込まれており、この結果次第ではゴールド相場にも大きな影響を及ぼす可能性があった。
明日以降の注目点
明日以降のゴールド相場では、本日発表予定の米雇用統計の結果が最大の注目材料となる。雇用者数の増加幅や失業率の動向によって、FRBの金融政策スタンスに対する市場の見方が変化する可能性がある。
雇用統計が市場予想を上回る強い内容となれば、FRBの利下げ観測が後退し、ドル高・金利上昇を通じてゴールドには売り圧力が強まる展開が想定される。一方、予想を下回る弱い結果となれば、景気減速懸念からリスク回避の動きが強まり、安全資産としてのゴールド需要が高まる可能性がある。
また、来週以降は米国の消費者物価指数(CPI)発表が控えており、インフレ動向も引き続き重要な判断材料となる。地政学リスクや中央銀行の金購入動向など、ゴールド相場を支える構造的要因にも注目が必要だ。
まとめ
2月6日のゴールド相場は、前日までの上昇に対する調整売りが優勢となり、4834.93ドルで取引を終えた。日中は4825ドル台まで押し込まれる場面もあったが、底堅さを維持している。
米雇用統計の発表を控え、市場は様子見姿勢を強めている。今後の値動きは、雇用データの結果とそれに対する市場の反応に大きく左右されると見られる。4800ドル台での推移が続く中、短期的な調整と中長期的な上昇トレンドのバランスを見極める局面が続きそうだ。
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