本日の相場サマリー
3月3日のゴールド(XAUUSD)相場は、以下の価格で推移しました。
- 始値:5,168.26ドル
- 高値:5,226.72ドル
- 安値:5,072.56ドル
- 終値:5,177.60ドル
東京時間に始値5,168ドル台でスタートした後、欧州時間にかけて5,226ドル台まで上昇する場面がありました。その後、5,072ドル台まで急落し、154ドル幅の値動きとなりました。終値は5,177ドル台と、始値近辺で取引を終えています。
値動きの背景・要因
本日のゴールド相場は、方向感に乏しい揉み合い相場となりました。欧州時間にかけて一時5,226ドル台まで上昇しましたが、その後は利益確定の売りに押される展開となりました。
市場参加者の注目は、欧州中央銀行(ECB)の金融政策動向に集まっています。ユーロ圏の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレ動向を見極めたいとの姿勢が強まり、様子見ムードが広がりました。
また、米国の雇用統計を週末に控えていることも、積極的なポジション構築を控える要因となりました。ドル指数が安定的に推移する中、ゴールドは明確なトレンドを形成できず、レンジ内での値動きにとどまりました。
注目された経済指標
本日発表された主な経済指標は以下の通りです。
日本
・失業率:2.7%(予想2.6%、前回2.6%)
・日銀マネタリーベース前年比:-10.6%(予想-9.8%、前回-9.5%)
ユーロ圏
・CPI前年比:2.4%(速報値、予想1.8%、前回1.7%)
・CPI前月比:0.1%(予想、前回-0.6%)
・コアCPI前年比:2.3%(予想、前回2.2%)
特に注目されたユーロ圏のCPI前年比は2.4%と、市場予想の1.8%を大幅に上回る結果となりました。この予想外の高インフレは、ECBの利下げペースに影響を与える可能性があり、今後の金融政策に関する議論を呼ぶ内容となっています。
明日以降の注目点
3月4日以降は、以下のイベントに注目が集まります。
3月4日(火)
・米ISM非製造業PMI(17:00)
・EIA週間原油在庫(17:30)
3月5日(水)
・米ADP雇用統計(15:15)
・米新規失業保険申請件数(15:30)
・地区連銀経済報告(ベージュブック)(21:00)
3月6日(木)
・米雇用統計(15:30)
・米小売売上高(15:30)
特に週末の米雇用統計は、労働市場の現状を示す最重要指標として市場の注目を集めます。非農業部門雇用者数は前回13.0万人から7.9万人への減速が予想されており、結果次第ではドル相場に大きな影響を与え、ゴールド相場の方向性を決定づける可能性があります。
まとめ
3月3日のゴールド相場は、5,072ドルから5,226ドルの154ドル幅で推移し、終値は5,177ドル台となりました。ユーロ圏CPIの予想外の高インフレや、米雇用統計を控えた様子見姿勢が市場を支配し、方向感の乏しい展開となりました。
今週は米雇用統計をはじめとする重要指標が集中しており、市場のボラティリティが高まる可能性があります。ゴールド市場の動向を注視する際には、各国の経済指標や中央銀行の政策スタンスを総合的に判断することが重要です。
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