【2/27】ゴールド相場レポート|米PPI発表控え5220ドル台まで上昇

本日の相場サマリー

2026年2月27日のゴールド(XAUUSD)相場は、東京時間13時42分の始値5177.51ドルから上昇基調で推移し、15時17分の終値は5216.33ドルとなりました。日中の高値は5220.88ドル、安値は5176.74ドルを記録し、約44ドルの上昇幅となっています。

取引時間中の値動きは比較的堅調で、欧州時間にかけて買いが優勢となりました。データポイント数は96となっており、活発な取引が確認されています。

値動きの背景・要因

本日のゴールド相場は、米国の重要経済指標発表を控えた慎重な買いが入る展開となりました。15時30分に発表予定の米PPI(生産者物価指数)を前に、インフレ動向への注目が高まったことが背景にあります。

前日発表された日本の東京CPIでは、コア指数が市場予想を下回る結果となったものの、食品とエネルギーを除くCPIは予想通りの2.5%となり、日銀の金融政策に対する市場の見方は大きく変化しませんでした。また、日本の鉱工業生産が前月比2.2%と予想を上回ったことも、アジア経済の底堅さを示す材料となりました。

欧州時間にかけては、フランスのGDP確定値が前期比0.2%と速報値を維持したことや、スイスのGDPが前期比0.1%とプラス圏に転じたことなど、欧州経済の安定感も金価格を下支えする要因となりました。

為替市場では、ドル円が安定的に推移する中、ゴールドは代替資産としての需要を集めました。取引後半の15時15分から16分にかけて5220ドル台まで上昇する場面があり、本日高値を更新しています。

注目された経済指標

本日のアジア・欧州セッションで注目された主な経済指標は以下の通りです。

日本

  • 東京CPI(食品とエネルギーを除く)前年比:2.5%(予想2.5%、前回2.4%)
  • 鉱工業生産前月比:2.2%(予想1.2%、前回-0.1%)
  • 小売売上高前月比:4.1%

日本の経済指標は、インフレが引き続き底堅い一方で、生産活動にも回復の兆しが見られる内容となりました。特に小売売上高の大幅な伸びは、個人消費の底堅さを示唆しています。

欧州

  • フランスGDP前期比:0.2%(確定値、予想0.2%)
  • スイスGDP前期比:0.1%(予想-0.2%、前回-0.5%)
  • スイスKOF経済バロメーター:104.2(予想100.6、前回102.5)
  • ドイツ失業率:発表待ち(予想2.979百万人)

欧州経済指標は総じて市場予想を上回る結果が多く、特にスイスの景気先行指標であるKOF経済バロメーターが予想を大きく上回ったことは、欧州経済の改善期待を高める材料となりました。

明日以降の注目点

明日3月2日以降は、以下のイベントや経済指標が市場の焦点となります。

米国経済指標

本日15時30分発表予定の米PPI(生産者物価指数)は、前月比0.5%、前年比3.3%が予想されています。インフレ圧力の持続性を測る上で重要な指標であり、結果次第では金価格に大きな影響を与える可能性があります。また、同時刻発表のカナダGDPも注目されます。

週末から来週にかけて

  • 3月2日:米ISM製造業PMI(予想53.0)、各国製造業PMI確定値
  • 3月3日:ユーロ圏CPI確定値(予想1.8%)、米ADP雇用統計
  • 3月4日:スイス中銀(SNB)記者会見、米ISM非製造業PMI
  • 3月5日:米新規失業保険申請件数、ECB金融政策会合報告書

特に週末の米雇用統計発表を控え、3月3日のADP雇用統計や3月5日の失業保険申請件数は、労働市場の動向を測る先行指標として重視されます。また、3月4日のスイス中銀記者会見は、欧州の金融政策スタンスを占う上で重要なイベントとなります。

まとめ

本日のゴールド相場は、米PPIを含む重要経済指標発表を控えた慎重な買いに支えられ、5200ドル台前半での堅調な推移となりました。日本の経済指標が底堅さを示したことや、欧州経済の改善期待が金価格を下支えしました。

当面は米国のインフレ指標と雇用関連データに注目が集まる展開が予想され、特に今週末の雇用統計発表までは、経済指標の結果次第で方向感が定まりにくい相場展開が続く可能性があります。地政学的リスクや中央銀行の政策動向にも引き続き注意が必要です。

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